近代ドイツ女性史
市民社会・女性・ナショナリズム
田村雲供著
妻・主婦・母たちは、どのように自らをナショナリズムに駆り立てていったのか…。近代市民社会での家族・女性や女性運動、植民地に渡った女性たちを考察する。
◆1999年度
山川菊栄記念婦人問題研究奨励金受賞
本体3000円+税
◆目次紹介
1 近代市民社会と家族・女性
市民層と家族
資本主義社会の展開と市民層
市民層家族と女中
2 ドイツ女性運動
1848年3月革命と女性運動
女性運動としての女子教育運動
女子教育理念と「精神的母性」対「新しい倫理」運動
3 女性とナショナリズム
植民地に渡る女性
「主婦」の組織化と運動
女性とナチズム
- 判型 : A5判・並製
- 頁数 : 282頁
- ISBN : 4-900590-59-2