前立腺がん検診力――PSA検査で早期発見を
勝岡洋治(大阪医大名誉教授)著
がんに打ち勝つための最善の方法は早期発見・早期治療である。
さまざまながんに対して早期発見方法が確立しているが、前立腺がんにたいしても血液中のPSA検査が有効であることが確認されている。
しかし、血液検査という簡便な方法であるにもかかわらず、いまだに普及率が低いままである。
本書は、前立腺がんの実態と、PSA検査の有効性について最新のデータに基づいてQ&Aでわかりやすく解説している。
定価:本体価格1200円+税
2013年7月30日発刊
☆目次紹介☆
1.はじめに
2.前立腺の基礎知識
3.前立腺がん患者数の飛躍的増加
4.前立腺がん検診の現状
5.日本の前立腺がんの検診結果
6.世界の前立腺がん検診有用性の研究
7.日本の前立腺がん検診有用性の研究
8.前立腺がん検診の実際
9.PSAの特性
10.2次検診(精密検査)について
11.前立腺がん検診の問題点と有用性に関する論争
12.前立腺検診の費用対効果
13.前立腺がんが発見された場合の治療法の選択
14.治療におけるPSA値の活用
15.前立腺がん検診のまとめ
- 判型 : 四六
- 頁数 : 175頁
- ISBN : 978-4-907244-04-0