希望の「教育と福祉」――子どもの社会的養護と家庭福祉を考える

曽和信一著

本書は3.11以降の課題を踏まえつつ、これまでの科学や文明が人権を保護するものとなっていたのかを、教育と福祉の分野において論じるもので、困難を乗り越えて、希望をもって進むべきことを訴えている。

定価:本体価格1800円+税

2012年10月10日発行

目次紹介◆

第一章 なぜ、いま、〝希望〟なのか
はじめに――〝希望〟について考える
第一節 プロメテウスが人類に与えたものとは何か
第二節 希望学について考える

第二章 希望の「教育と福祉」とは
第一節〝希望の教育〟について考える
第二節〝希望の福祉〟について考える

第三章 保育サービスと施設保育
はじめに――子どもの痛みに共感し、寄り添って歩むとは
第一節 保育サービスとその意義を考える
第二節 保育所における保育サービスとは
第三節 保育サービスの課題について

第四章 社会的養護としての施設養護と家庭型養護問題
はじめに――『泣くものか』『続泣くものか』『子どもが語る施設の暮らし』から児童養護問題を考える
第一節 児童福祉施設の現状について
第二節 養育環境上の問題解決を支援する乳児院について考える
第三節 子どもの〝最後の砦〟としての児童養護施設について考える
第四節 家庭型養護としての里親制度とは

第五章 ひとり親家庭への福祉サービスと母子生活支援施設
はじめに――『ふたりのロッテ』から家庭の幸せを考える
第一節 なぜ、ひとり親家庭への支援が必要か
第二節 ひとり親家庭への福祉サービスの具体的支援とは
第三節 母子福祉(居住)施設としての母子生活支援施設について考える

第六章 少年非行と児童自立支援施設
はじめに――『父よ 母よ!』が問いかけるもの
第一節 少年非行とは
第二節 非行少年への対応とその課題
第三節 児童自立支援施設について考える

  • 判型 : 四六判
  • 頁数 : 188頁
  • ISBN : 978-4-900590-96-0

この書籍のご購入はこちら

PAGE TOP