少年たちのアメリカ─―思春期文学の帝国と〈男〉
現在品切中
吉田純子著
思春期文学を、アメリカの物語の枠組みの中に文化論的に読み解く。主人公アメリカン・アダムに体現される男らしさが、帝国のイデオロギー教化に如何に使われてきたか。――アメリカン・ドリームの深層を探る。
定価 本体2,500円+税
◆目次紹介
まえがき
序章 境界線上の少年たち
第1章 オズの悩める男たち
第2章 ぼくの母は猿でした
第3章 影を殺した少年
第4章 宇宙をかき乱す
第5章 パワーゲームの喜び・哀しみ
第6章 チーズになった少年
第7章 アジア、女と和解する
第8章 スラムで生きる
第9章 「アメリカの物語」を脱ぎすてる
結びにかえて
注/引用・参考文献/初出一覧
謝辞
- 判型 : 四六判・並製
- 頁数 : 294頁
- ISBN : 4-900590-79-7