家なき子の物語─―アメリカ古典児童文学にみる子どもの成長

現在切中

 

ジェリー・グリスウォルド著
遠藤育枝・廉岡糸子・吉田純子訳

アメリカ児童文学はどうして孤児が多いのか――12冊の代表的な物語に共通する物語構造や類似性を心理学的アプローチによって分析。主人公の子どもを思春期のアメリカ合衆国の歴史的心理に重ねて、社会・文化史的に解読。

★日本図書館協会選定図書

本体3845円+税

 

◆目次紹介

まえがき

序論――12冊の児童書にみる基本的な類似性
心理学的説明/国民的特質の考察/アメリカ的モチーフ/歴史的考察

第1部 エディプス・パターン
1 我が家よりほかに良きところはなし――『オズの魔法使い』
2 父親殺しの長い夢――『ハックルベリー・フィンの冒険』
3 独身の伯母さんと甘い父さんと大人びた少女――『少女レベッカ』

第2部 共和主義の手引き
4 母の国、父の国あるいはエディプス的政治――『小公子』
5 物語の原型――『類人猿ターザン』
6 ペテン師、継承、偽りの歴史――『王子と乞食』

第3部 感情の舞台
7 後悔と自責の念――『トム・ソーヤーの冒険』
8 内なる敵――『若草物語』
9 パンとサーカス団――『トビー・タイラー』

第4部 楽天主義の福音
10 陽光あふれる土地、怒り狂う水――『ハンス・ブリンカー』
11 健全な考え――『秘密の花園』
12 過激な無邪気さ――『少女パレアナ』

あとがき

原注

訳者あとがき………吉田純子

  • 判型 : A5判・並製
  • 頁数 : 348頁
  • ISBN : 4-900590-50-9

この書籍のご購入はこちら

PAGE TOP