学校の境界

中島勝住編・著

すべては学校の境界から始まる――学ぶ意欲のない子ども、教える自信のない先生、そうした学校像から横行する性急な教育改革論。しかし学校には異質なものの出会い・別れがあり、ウチとソトを結ぶ模索がある。

定価 本体2,360円+税

 

◆目次紹介

序にかえて………中島勝住

I
1 坊っちゃんの悲劇性………倉石一郎
2 消えゆく肖像………北爪道夫
3 品行する教員………尾崎公子

II
4 拡張する学校/郊外学舎………冨井恭二
5 学区界の変容………中西宏次
6 学校と建築の出会い………葉山 勉

III
7 学校化する予備校の戦略………笹倉千佳弘
8 子どもは人質か………住友 剛
9 学校のウチ/ソト考………四方利明
10 映画/学校物語………椎口育郎

IV
11 反差別へのスタンス………中島勝住
12 指導主事の不自由/教員の恣意………佃  繁
13 学校現場の生理………徳岡輝信
遺稿 義務教育の境界を歩く………西本 肇

  • 判型 : 四六判・並製
  • 頁数 : 296頁
  • ISBN : 4-900590-74-6

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