池村六郎著

最新の理論を視野に入れつつ、あくまで日本の現実から発想して、われわれの日常生活に溢れている普通のコミュニケーションを語る。

本体2300円＋税

 

◆目次紹介

序章
異人の目／感じ取られるメッセージ／モノのメッセージ
自己と他者／現代社会と生活／さまざまな接触

第１章　コミュニケーションとメッセージ
１　五感の現在
２　コミュニケーションの区分け
３　コミュニケーションのメディア
４　補償のコミュニケーション

第２章　メタファー／モノや身体のメッセージ
１　標識・記号・象徴・神話
２　モノや身体のメタファー

第３章　メッセージの罠
１　意味のレベル
２　微少な権力と巨大な権力
３　それは、勝敗のゲームではない

第４章　テレビのメッセージ
１　テレビは経験される
２　テレビのコトバ
３　流儀・様式のテレビらしさ
４　技法とメッセージ―〈モザイク〉

第５章　謝罪する新聞とテレビ
しゃべくり育ちと記者育ち
１　未来だけ？
２　新しい事件と古い事件
３　テレビ的な語り口を

あとがき