むかし学校は豊かだった

教育の境界研究会 編

教育改革という学校の危機――
学力低下、セキュリティ問題、いじめだけが危機ではない!
改革また改革のかけ声の中、「豊かさ」をほり崩され、緩慢に、しかし確実にやせ細りつつある現在の学校の姿を浮き彫りにする。

本体2100円+税

 

◆目次紹介

はじめに

◆学校に人は住まっているか

1 むかし学校は……
廃校舎と希望/校区と運動会/ラジオ体操と生命保険/「山びこ」と愛のムチ/家庭科室と西欧モダン/ミシンとおしゃれ/校歌と効果/写真屋さんとユーミン/女教師と看護実習/班ノート・学級通信と親密さ/同窓会と「学校」

2 豊かだった……か?
コクサイとTPO/上履きと民主教育/制服とノスタルジー/給食と秘密/レンタルペットと学校知/プロレス遊びと表・裏ルール/校門と呼び声/卒業証書とイチロー/チマチョゴリと軽やかさ/掃除と落書

3 教育? 改革?
トイレと太郎くん/学期とメリハリ/『心のノート』と自分らしさ/コンピテンシーと○○力/土曜日と学力/コミュニティスクールと学校選択/アカウンタビリティと多忙化/複合施設と出会い/切磋琢磨と学校規模/監視カメラと快適さ

◆モノの星座と政治の発見

  • 判型 : 四六判・並製
  • 頁数 : 238頁
  • ISBN : 978-4-900590-89-2

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