「生・死」の刹那を生きる――仏教〈心理臨床〉講話

「しょう・じ」のせつなをいきる――ぶっきょう〈しんりりんしょう〉こうわ

大塚秀高著 (智山専修学院副院長)

カバー写真・書/荒木経惟

定価:本体価格2400円+税

2015年3月31日発刊

「生きる」ことに悩み迷う人へ、「心」を知り「私」を知ることで、「自利利他」の心境を得て、「死」を受け入れることの大切さを説く。カウンセラーとして〈心理臨床〉に携わる、仏教僧からのメッセージ。

目 次
まず話しておきたいこと――現代社会と宗教
はじめに
序 章
第1章  〈心〉
1 「心」は見えるのか
2 「心」に色はあるのか
3 「心」の座はどこにあるのか
4 仏教と「心」
5 即身成仏の展開
第2章  不 安
1 「心」の豊かさと貧しさ
2 不安の時代
3 不安とは何か
4 不安を手なずける
第3章  死
1 死ぬということ
2 死なねばならない存在
3 死の恐怖とは何か
4 死は悲しむことなのか
5 死を慈しむ心
第4章  〈狂 気〉
1 静謐なる「狂気」
2 「狂気」の行方
3 「狂気」の復権
第5章  私
1 見届けられない自身の死
2 生も一つの苦痛である
3 すべては生かされている
第6章  超 克
1 他者を通して知る自分
2 私は、私であって、私ではない
3 自利利他の世界
4 自利利他の基本姿勢
あとがき

 

 

  • 判型 : 四六上製
  • 頁数 : 176頁
  • ISBN : 978-4-907244-22-4

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