装丁について
2014年4月4日 金曜日
装丁は編集者の楽しみだ、という人と、いやいや苦しみ、という人に別れるようです。
装丁自体を編集者がするのではなくて、(できる人にはやってもらいますが)ふつうは専門の装丁家さんにお願いします。
装丁の目的は何かというと、やはり読者にはやく見つけてもらいたいということでしょうか。
「あなたが読むべき本ですよ」というメッセージがまちがいなく伝わることではないかと思います。
もちろん、数多ある書籍の中で目立つというのも重要です。
今回の新刊の中で、寺木先生の『近世被差別民衆史の研究』と奈良先生の『現代中国の道教』はまったく両極にあるデザインですね。
さて、書店の書棚にあったときにどちらが目立つでしょうか。
一度書店で見つけてください。
2014年4月4日